5年程前、英語の勉強を始めた当時は、iPhoneを使用してました。その後、2年間ほどAndroidのスマホを使っていたのですが、最近またiPhoneに変更しました。
iPhoneからAndroidに、そしてiPhoneに戻した時に思ったことは、『英語を勉強するならiPhoneのほうがやっぱり絶対いい!』ということです。
英語のツールとしての違い
AppleもGoogleも英語の教材となるサービスを数多く提供しています。
たとえば、iPhoneを作っているAppleだと、PodcastやiTunes U、Googleだと、翻訳サービスなど。これらのサービスは、使用するデバイス(iPhoneやAndroidのスマートフォンのこと)によって使えたり、使えなかったりします。また、使えたとしても、機能が制限されていたり、使い勝手が悪いなんてものもあります。
逆に、同じ会社が提供しているサービスと端末は非常に相性がよく、デフォルト(買った時の状態)でインストールされていなくても、簡単に追加でき、使い勝手もいいです。
なんですが、実はこのあたりの差はあまり大した違いではありませんでした。
もちろん、これらのアプリ対応してほしいという思いはありましたけど、人気のでるアプリは遅かれ早かれ対応されます。
Androidとの一番の違い
では、一番の違いはなんなのかというと、ずばり、辞書機能の違いです。英語に触れる時間が多ければ多いほど、辞書に対する依存度が高くなります。iPhoneからAndroidに変更して、一番不便に感じたことは、まさに基本機能として辞書が組み込まれていないことだったのです。Androidの場合、辞書を追加入れることはできるのですが、機能が微妙であるため非常にストレスでした。
基本機能の辞書としてのメリット その1
まず1点目に、基本機能として辞書が組み込まれている場合、多くのアプリから辞書を呼び出す機能をサポートしています。逆に追加でインストールした場合は、辞書の呼び出しをアプリがサポートしていないことが多いのです。
また、追加でインストールされた辞書の場合、単語の定義をインターネット上から取ってくるので、表示するまでに時間が掛かります。また、インターネットに接続できない時は使用することができません。
iPhoneの場合、そういった心配はありません。
基本機能の辞書としてのメリット その2
もう1つは、どんな辞書がインストールされているか、できるかという点です。
iPhoneで機能として組み込まれている辞書は、『Wisdom英和辞典』です。学生のころに使われていた方もいるかと思います。例文が充実した非常に優秀な辞書です。
Androidの場合は、無料でインストールできるものしか使用したことがないのですが、ただ、単語の意味だけをすばやく調べるというものばかりです。真剣に勉強されている人には絶対オススメできません!
それでも十分という方もいるかもしれませんが、単語の意味を調べるだけだと、なかなか覚えられませんし、間違った単語の使い方を覚えてしまうので、おすすめできません。
最後に
英語の勉強を始めて5年が過ぎたのですが、それでも、知らない単語に出くわす機会は日々あります。でも、以前ほど英語の文章を読むはつらくありません。英語力があがったこともありますが、単語を調べるということに対する煩わしさをiPhoneが取り除いてくれたおかげです。
次、携帯を変えられる時は、iPhoneを検討されてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、この辞書機能はiPad、iPod touchでも使用することができます。