みなさんはストレスを感じた時どんなことをして、ストレスを解消させていますか?
ぼくは本を読みます。
なぜ読書なのか
以前はストレスが溜まったら、音楽を大音量で聴いたり、映画を見たりしていました。ですが、ある時、たまたま出くわした記事に、ストレスをもっとも効率よく軽減させるには読書がいいと書かれていたのです。
この記事は、イギリスにあるサセックス大学の心理学者・デイヴィッド・ルイス教授の研究結果をもとにしたもので、記事によると、音楽を聴く、散歩、お茶を飲む、ゲームをする、よりもリラックスの効果があるというものです。
そういえば、別れた直後も…
過去に何度か失恋をしたことがあるのですが、いつもけっこう引きずります。そんな時、いつも小説を読んでいました。
理由はいくつあったのですが、1つは、小説に集中するため他のことを考えなくてすむこと。もう1つは、小説は読み終えるまでが非常に長いということからです。
もちろん、ずっと読んでいるわけにもいかないのですが、読み終わった後はしばらく小説の余韻に浸り、いろいろ考えを巡らすので、失恋のことを考えずにすみます。結果として、強いストレスを感じなくて済みました。2、3ヶ月も続けていれば、かなり感情は落ち着き、元どおりの生活が送れます。
どんなタイプのストレスにも読書は有効?
研究によると、たった6分間の読書でもストレスにも和らげる効果があるとされています。
個人的な経験から言わせてもらうと、これに関しては少し疑問を残す所があります。
例えば、彼女と喧嘩して、その後すぐ小説を読んだとしても、喧嘩の内容が頭からはなれないため集中できません。何度試してもおなじで、こういったケースで気持ちを落ち着かせたい場合は、音楽を聴きます。そして、気持ちが落ち着いたら、全力で謝ります。すると、喧嘩が長引かず、ストレスを感じる必要がなくなります。
読書にストレスを軽減させる効果があるというのは事実なんですが、向き不向きがあるというのも事実なようです。
読書もストレス解消法の1つでしかない
皮肉も、現代はストレス社会だ!なんて呼ばれるだけあって、ストレス与える要因はどこにでもひそんでいます。社会で生きている限り、ストレスを完全なくすのは不可能に近いです。それでは、どうすればいいかかというと、うまくストレスと付き合っていけばいいんです。
読書は、その選択肢の一つです。ある程度の年齢になると、人それぞれストレスの解消法をもっているかと思います。今の自分の方法があまり効果がないという人は、一度、読書を試されてみてはいかがでしょうか。